■自力と他力のコラボレーション
わたしの父は、転勤族なので、県内ではあるけれど小さい頃から家族は1〜2年ごとに引越しを繰り返していました。
保育園・幼稚園・小学校を併せて7つ。

どんなところに行ってもすぐに馴染む方が、自分にとっても楽だったから、
常に心の垣根を低く低くしておくことに慣れてしまった。
その代わり、自分の中に芯を通しておかないと、まわりに揺すられ過ぎて苦しくなるから、
どんなに親しくなっても踏み込ませない聖域を作る癖も出来てしまった。

そんなこんなで、人当たりはいいけど捉えどころのないわたしに育った・・・のかも。

転校生って、ちやほやされるか、いじめられるかのどっちかになりやすい。
小5で転入した小学校が、最後の小学校になったのだけれど、そこでは、
上の学年(や、卒業して中学生になった人たち)から「何か生意気だ」ってレッテルが貼られた。

同級生と毎日たのしく過ごしてたから、別にそれくらい平気だったのだけれど、
ある日突然、クラス全員から無視をされる羽目に(笑)
原因は、くだんの上級生達。

「まちかは、生意気だから、無視しろ。中学に入ったら呼び出す。仲良くしてると、一緒にリンチするから。」
という命令がきたんだって。怖!
しかも、わたしのクラスの女の子達はわたし以外の全員が、その中学生達と交換日記をしなくちゃならなくって、
逐一わたしと仲良くしてないかチェックされることになったんだって。やれやれ。

ひとりでも平気なんだけど、分かっててわざわざそんな中学校に入るのはイヤすぎる(爆)

というわけで、小6の夏頃に、中学受験して他校に進学したいなーと思ったの。
私立に行くお金もなかったし、
お受験なんて考えたこともなかったし、
付け焼刃で国立中学の受験をしたのよ(笑)

その中学校は、一次試験が筆記(算数・国語)と実技(体育)で、二次試験が・・・抽選!!!

抽選なんです。びっくりしたよ(笑)
体育館で、壇上に上がって受験生全員がくじ引きするの。
その場(公然)で分かる合否。なんてシビアな。

わたしは、運良く、合格できた。
晴れて、呼び出しを食らわないですむ中学校への切符をGET(笑)

何年もお受験対策をしてきた子達には悪いかもしれなかったけど、わたしだって深刻だったのだ。
お受験の厳しさが喜びに変わる瞬間ではなかったけれど、
何もしなかったら大変な目に合う不安がその先に待つ毎日への期待に変わる瞬間だったよ。

意思を持って動いた自分への自負と、味方してくれた運への感謝。その両方を噛みしめて、
歩み始めたばかりの12年の人生の中で、一番「美味しい」思いをした一瞬でした(爆)

そして中1になった春、同じクラスで、KEDにゃん(当サイトの常連でもある、まちかの親友)達との出会いも待ち受けてるわけで。
何がどう転ぶかは、分からないね。

自分と運との、コラボレーション。
そんな一瞬が「人生で一番美味しい瞬間」なのかもしれないなーって、思う今日この頃。

あの冬からもう干支が一周したんだなぁ・・・



初出:2004/1/12 日記「人生の中で一番美味しいと思ったものは?」
加筆訂正:2004/11/ ブログパーツ

何か感じていただけたら・・・ ランキングENTER(*^-^*)

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