■たまたま、とは言わせないぞっ

「好きになった人が、たまたま年下だった」
「好きになった人には、奥さんと子供がいた」

恋愛話にはよく出てくる言い回しです。
あと、これもありますね。

「パートナーになったのが、たまたま外国の人だった」

たまたま。なぜか。偶然。知らないうちに。いつのまにか。
エトセトラエトセトラ。

わたしはこの“たまたま系”の枕詞が好きではないので、思わず聞き返してしまうのです。「たまたまってことは、ないんじゃない?どういうとこが好きなのかおしえてよ☆」

例えば、数才年下の彼の、まわりをもっとよく見て自分を広げたいって瑞々しい感覚がすごくいいなと思った、とか。
例えば、自分の弱みを晒したり情けない自分を家族に見せるの好しと出来ないあまり、その受け皿を持つ別の相手を求めていた、とか。
例えば、その国に生まれその国に育ち、他国に来て改めて分かった自国の美学「潔さ」・・・国は違えど、それをまた同じく美しいと認める人に出会ったから、一緒になることを決意したんだ、とか。

もしかしたら、照れ隠しに「たまたま・・・」って謙遜しているのかもしれないけれど。あるいは、深く突っ込まれたら困っちゃうから、「たまたま・・・」と話し相手に距離を置いてるのかもしれないけれど。本当は、筋道の通った「心動かされた理由」があるんですよね。

「たまたま、だったの」って言い続けているうちに、言っている自分自身も、本心(相手に惹かれた部分)が曖昧になってしまったら・・・と考えると、怖くなりませんか?

時には、「たまたま」抜きで、本心を温め直しましょう。
不思議と、「その人がその人であるから、自分に必要なんだな」って見えてくるものです。
相手の人にも伝えられたら、もっといいかも。
「たまたまの関係」からの卒業ですね。


初出:2006/6/5  ブログパーツ

何か感じていただけたら・・・ 
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